バッファローの不親切なサポート

バッファローのちょいテレという製品のアンテナが壊れた。新しいものを手に入れようとしたのだが端子名がわからない。そこでAmazonで調べてみたのだが、無線LANなどで使われるSMAアンテナという形式なのだと思ったのだが確信がない。ひどいことにサポートベージに情報がないのだ。そこで「アンテナの形式名は何ですか」と問い合わせをした。

すると頓珍漢な返事が返ってきた。よく読みもしないで回答している上に量販店に丸投げしているらしい。最近他の人や会社に投げて「私の仕事は終わりました」という人が増えている。昔の製品なので手に入らないのだろうが、そんなことはお構いなしだ。


■F型コネクターについて

製品付属のF型コネクターは、「DH-OP-F」として製品化されている
添付品となります。

【DH-OP-F】
http://buffalo.jp/products/catalog/multimedia/dh-op-f/

そのため、誠に申し訳ございませんが、
備品販売窓口では取り扱いをしていません。

なお、市場でDH-OP-Fをご購入いただく必要がございますが、
既にDH-OP-Fも販売を終了している為、既に市場に出回っているものが全てとなり、
必ずしもご購入可能であるとのお約束は難しくございます。

恐れ入りますが、「DH-OP-F」の取り扱いがあるか
量販店様へお問合わせいただきますよう、お願い申し上げます。


F型は多分普通のアンテナの形式だと思う。これを買えば地デジのアンテナにつなげるのだろうが、安いコネクターがAmazonにもあるので、わざわざDH-OP-Fなどを探す必要もない。

このようにいい加減な仕事をする会社のようなので、よっぽど安いか他に選択肢がない場合にしかバッファロー製品は使わないほうがいいかもしれない。

オーム電機のインクカートリッジは買ってはいけない

ちょっとでもインク代を安くしたいと考える気持ちはみんなにあると思うのだが、却って高くつくかもしれない。オーム電機のカートリッジの不具合に遭遇した。インクがでないだけでなくプリンターが壊れるところだった。

先日、家族が使っているエプソン製のプリンターのインクが切れた。そこで少しでもインク代を安くしようとしてオーム電機製の代用インクを購入した。プリンターに入れるとエプソンから「不具合が起きても責任を取らない」という旨のメッセージが出たのだが「無視しろ」ということなので無視した。しかしカートリッジを認識しなかった。

そこでエプソンに電話をしたところ「純正インクだったら切り分けのために新しいインクを送るが、純正でないからメーカーに問い合わせくれ」という。それはそうだなあと思い、オーム電機に電話したがつながらず、待たされた挙句、向こうから切れてしまった。

img_0504メールの問い合わせフォームに連絡したところ何も言わないのに「代わりのインクを送る」と言ってきた。多分こうしたケースが多いのではないかと思う。

だから電話にもでないのだろう。箱にはシールが貼ってあり、それを剥がしたら「交換はしてやるが、それ以上のことはしない」と宣言してある。その時点では「最初から騙す気満々」といったように思えた。

img_0508面倒なので純正品を買ってきて印刷してみたら青がでなくなってしまった。エプソンに再び電話してみたが「しばらく置いてみてください」としか言われない。かといってエプソンを責めるわけにはゆかない。代用品は「事故責任」だからである。

調べてみたらインクを認識しないという人はいるようだ。

  • Yahoo!知恵袋。この人は新品に変えてもらえるということで満足している様子。
  • 個人ブログ。操作を間違えると面倒なことになるようだ。

オーム電機は様々な商品に手を出しているのだが、修理ができず「返金だけします」という対応に変えたらしい。それは電話にも出ないはずだ……

しばらくして新しいインクカートリッジが送られてきたがやはり認識されなかった。どうやら個別のカートリッジの問題ではないらしい。それまでは青も印刷できていたわけだからプリンターのせいでもない。クリーニングして何回か印刷したが回復しなかった。

ちょっとインク代を節約しようとしたばかりに、プリンターが壊れてしまったのではとすら思った。

ところが再び純正品に交換したところ青が出力できた。「ああ、よかった……」と思った。一応、メーカーには返金を依頼するつもりなのだが「自己責任」って言われるんだろうなあと思う。こういうメーカーが淘汰されないのは個人の経験が共有されないからなのかもしれない。

その後オーム電機から次のような回答があった。

交換したインクについても認識しなかったということですね。
重ねて深く陳謝いたします。
4色分のご返金も可能です。
着払いでお送りいただけましたらまとめてご返金させていただきます。
返金金額はこちらの標準価格になりますので、店舗価格を下回ることはないと思います。
お待ちしております、誠に申し訳ございませんでした。

ということで、品物と外箱を返送した。通常は銀行振込だそうだが「口座番号を教えたくない」と言ったところ、現金書留で対応してくれることになった。着払いでカートリッジを送り返して翌日到着した。その日のうちに手続きをしてくれたらしかった。

返却代金は3,000円ちょっとなのだが、そのためにメーカーは代替え品送付、返却品の着払い代金、現金書留の手数料を失ったことになる。お金が返ってきたのでほっとしったのだが、かなり経費がかかったことになり、なぜか少し罪悪感を感じた。後味の良い経験ではなかった。

HP2159mの不具合

中古ショップで格安のHPのモニターを見つけた。型番はHP2159m。概ね使い勝手はよいのだが、一つだけ問題がある。

色温度の設定を変えると白い縞模様が入るのだ。使えるからよいのだが、設定のたびにびっくりする。FullHDのモニターってそういうものなのか、それとも故障なのかよくわからない。

そこでカスタマーサポートに連絡してみたところ「社内のデータベースには登録がない」そうである。よくわからないみたいだ。2009年の製品だがもうサポートは終わっているとのこと。不具合だったとしても修理しないそうだ。そもそも、HPのモニターなのでMacのグラフィックカードとは相性が悪いのかもしれない。これから買う人は確認して買った方がよいと思う。

半日使ったところ調整してもこのような不具合が起こらなくなった。もしかしたら温まるのに時間がかかるのかもしれない。よくマニュアルにキャリブレーションは画面が温まってからなどと書いてあるが、そういうこともあるのかもしれないなあと思った。

カスペルスキーでYahooに接続できない

新しいMacにカスペルスキーを導入したのだが、Yahooに接続できない。うまく行く時もあるがダメな時には「待機中」となり、いつまで待っても接続できないのだ。

カスタマーセンターに連絡したところ、既知の問題だが解決策がないとのことである。古いバージョンを入れても回復しないそうだ。すべての顧客に現象がでているわけでもないらしい。

いつ解決するかわからないし、どういうお知らせにするかもわからないそうだ。詳しくはカスペルスキーのカスタマーセンターへ。

ロジテックのサポート

Intel系のMacintoshでよく起る-36エラーについてロジテックにメールをした。IDE/USBが過渡期にあったときによく起るエラーで解決策はないとされている。特定のファイル名のときだけ-36エラーが起るのだ。PPC系では起らないので、コントローラーの問題と思われる。

サポートは、Apple Discussionをググってきただけで「後は故障です」と回答してきた。初期化しろという。「これだったら僕でもできるなあ」と思った。

エラーで見るとHDDにデータが移行できないようです
https://discussionsjapan.apple.com/thread/10093156?tstart=0
下記の対処法確認し一度HDDを初期化してみてはいかがでしょうか?
【Windowsの場合】
http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?category=&page=1&id=4082

それでも改善しない場合は、製品の不具合の可能性がございます

以上、何卒よろしくお願いいたします。

多分、解決する気がないなあと思ったので「修理できますか」を聞いたら、「修理は終息しています」とのことだった。

まあ、そうだよねとは思ったのだが、こういうサポートの人たちってなんとかならないのだろうか。まあ、こういう製品は買わなければいいだけの話なんだけど。

問題だなあと思うのは、ロジテックがこの問題を把握していないという点だ。どこまでがOKでどこまでがダメなのかが分からない。今でもいろいろな製品を出しているのだが……

ラクサバの不具合 – Googleのクロールを拒否る

GMOのサービスでひどい目にあってから半年。やっと格安でスピードもそこそこのサーバーを見つけたと思った。その矢先、またトラブルに見舞われた。今度はラクサバ。データベースの数さえ我慢すれば一ヶ月数百円で利用できるよいサーバーだった。Wordpressの表示は早い。

ところが、サーバー側の不注意で一時Googleからのトラフィックが途絶するという事態に見舞われた。原因はラクサバ側がGoogleのクロールを全て拒否したことだ。すると一週間ほどエラーを出した後、検索結果から全てのエントリーが消えてしまう。つまりトラフィックが完全に途絶するのだ。障害報告はこちら。

ラクサバがメンテナンスをする

ラクサバがメンテナンスを実行した後から調子が悪くなった。聞けばメンテナンスの際にブラックリストを紛失してしまい、海外からの攻撃にさらされるようになったらしい。一日に一度(朝が多かった)サービスが止まっていた。それがなおったと思っていたところ、今度はGoogleのインデックスからの流入が止まる事態に見舞われた。後で分かったことだが、不正アクセスを止めたことでGoogleのクローラーまで拒否してしまったのだ。

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Webマスターツールをみると、robots.txtにアクセスができなくなったと言われた。ところがrobots.txtなど設置したことはない。設置しないと404エラーが出て、クロールが始まるはずである。

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こちらはこのサーバー(wp1967.wp.xdomain.jp)のもの。robots.txtがないとこのように表示されるはずでる。

ラクサバに向けてFetch as Googleしてみると、アクセスできないと言われる。試しに全てのアクセスを許可する(全てのアクセスを拒絶しない)というrobots.txtを入れてみたのだが、これもアクセスできない。サーバー側で止めているのだから当然だ。

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Fetch as Googleで試したところ。一時的にアクセスできないと言われる。
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問題の取得エラー。これが続くとインデックスから取除かれてしまう可能性があるらしい。

この状態はメンテ後数日経ってから起っているようだ。ラクサバはメンテナンスの際に迷惑IPのリストを消してしまった。そのために全てのトラフィックを止めてしまったらしい。しかし、その代償はあまりにも大きかった。一週間ほどrobots.txtにアクセスができないとGoogleはインデックスから全てのエントリーを表示停止しにしてしまうのだ。

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アクセスできない状態は7月30日頃から始まっていたらしい。

当初は原因が分からず、またサーバー難民になるのかなあと不安になってしまった。

復旧

これを確認したのが土曜日の夜だった。慌ててサポートに連絡をしたが、返事はない。日曜日の昼頃にもう一度サイトマップを確認したところ復旧していた。ラクサバから月曜日に来たメールには次のようにあった。

海外からの不正アクセスを遮断する際にGoogleクローラーからのアクセスを一部遮断してしまっていたため、8月7日の午前0時30分頃に解除いたしました。

Googleのインデックスは復旧したので、エラーも解消されたものと思われる。サポートは素早く対応してくれたが、これで影響を受けた人もいるわけで、障害報告に掲載してもらえるように依頼し、対応してもらった。

ついにサーバーを解約した

3月から繰り返しトラブルに見舞われてきたGMOクラウドのinifinitoplus。更新一ヶ月前になっても新しいサーバー条件が提示されないので、結局解約することにした。最初は3月にサーバースペックを公表するといい、それが5月になり、結局来月にするとか、8月にするなどと言っている。中で何をしているのか分からないのだが、当事者能力も誠意もないのだろう。

こうなったら解約した方がストレスがかからなくてよい。普段からバックアップを取り、サーバー移転がしやすいように準備して置いた方がいいだろう。

サーバーを移転することに決めた

結局、GMOクラウドはWindowsサーバーをうまく管理できなかったみたいだ。Wordpressを更新していてもたびたび接続切れを起こすようになり、大変ストレスだった。「Unix系にサーバーを移転します」と言ってから音沙汰がなく、もう面倒なのでサーバーを変えることにした。

案内では2017年(つまり来年!)5月31日までにサーバーを移転するのだという。順次案内するというのだが、一年程度使えないサーバーを押し付けられる可能性があるということになる。その間も「これまで通りの料金を払い続けろ」というのだから開いた口が塞がらない。それまで待てないなら、新規契約金を支払った上で自分で移転しろというのだ。

そもそも新しいサーバーのスペックすら送られてこない。そこで、ファイルと設定だけを残してDNSの切り替えを行った。InfinitoPlusは旧運営会社の時はそこそこ使えるサーバーだったのだが大変残念だ。

一つだけよかったことはサーバーの変更を練習できたことだ。Wordpressでサービスを運営しているのだが、この際、サブで使っている小さなブログをマルチサイトに整理してテストしたあとでメインのサイトを移設した。ちょっとしたトラブルはあったがなんとかスムーズにサーバー移転できた。

ドメインを別契約にしていたのも良かった。サーバー会社と一緒にしてしまうと、こういうときに困るだろうなあと思う。

GMOクラウドはinfinitoPLUSの件に関して返金に応じる?

infinitoPLUSの不調の件。サーバーは止まるし代替は5月まで来ない。そこで動かない時の金を返して欲しいと(かなり乱暴に)書いたら次のような返事がきた。

 

平素は弊社サービスをご利用いただきありがとうございます。
Windowsサービス サーバー移行特設窓口のXXでございます。

この度はIIS8.0への移行計画中止ならびに一部サービスの提供終了にてご迷惑をおかけ致しますことを心よりお詫び申し上げます。

弊社と致しましても現在継続中の障害の復旧に向けて、様々な対策を行って来ましたが、IIS8.0への移行作業に付きまして、お客様へ多大なるご不便をおかけしてしまう事が判明致しました為、もっともお客様へのご不便が少ない方法という事で、この度InfinitoPLUS、およWindowsHostingSuiteサービスの終了および代替サービスへの移行の御案内という判断をさせて頂きました。誠に申し訳ございませんが何卒御了承の程宜しくお願い申し上げます。

代替サービスへの移行に付きましては、順次御案内予定となっておりますので、誠に申し訳ございませんが、今しばらくお時間いただければと存じます。

また、過去の障害に関するご利用料金等の件につきましては、別途担当窓口より御案内申し上げますので、今しばらくお時間いただければと存じます。
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GMOクラウド Windowsサービス サーバー移行特設窓口 XX
〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
お問い合わせ窓口
https://support.gmocloud.com/ask/#windows
※原則として最大24時間以内にご連絡いたします。
※土日祝日はお時間をいただく場合もあります。
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infinito plusのサービス停止

GMOクラウドがinfinito plusの廃止通告があった。3月中に後継サーバーの条件提示があり、5月に移行予定だという。

だが、そんな中またしてもサーバーがとまってしまった。苦情の電話を入れたところ2時間ほど経ってエンジニアから連絡がありDNSサーバーがおかしいんじゃないですかと聞いてきた。サーバーがとまっていることすら認識できないらしい。

聞くと外部から攻撃を受けているらしいのだが、防ぐ手立てがないようだ。監視ツールは仕込んであるがとまっても気がつかないほど脆弱なもののようである。この状態で2ヶ月以上過ごすのかと思うとちょっとぞっとする。

電話してきた人に聞くと返金は可能ということなので、この際だからサーバーが動かない間の料金を返してもらい、動くまで無料で提供してくれるように交渉した方がよいのかもしれないと思い始めている。

今のところ検索しても、infinito plusの中止が決まって困惑していると書いている人はいないようだ。この際ユーザー同志で連絡を取り合って集団で交渉するのも手なのかなあと考えている。